合宿免許で免許をとる場合には、車の運転の練習と平行して学科とよばれる講習を受けていかなければなりません。学科の講習は法定の講習で、居眠りをしていると起こされてしまうような、しっかり聞いて下さいといった講習内容になっています。
基本的には、道路交通法や事故の防ぎ方などに関する座学での勉強ですが、2回学科試験があります。
仮免をとるときに1回と、都道府県の免許センターで1回学科試験を合格しなければなりません。
合宿免許で車の免許を取るときに、この二つの学科試験に合格するために、いろいろなことをしなければなりません。まず、合宿免許での講習をしっかり聞くだけでは試験には合格しません。教習所はこのことをよく知っているため、教科書とは別に問題集をくれます。教科書で講習を受けて2,3回問題集をやれば仮免の学科試験は合格します。
このあとに、学科試験を受けるのは少し後になります。その前に、車の運転の卒業試験に合格して、合宿免許を卒業しなければなりません。卒業試験に合格した後は、都道府県の免許センターの学科試験に合格して、免許取得となりますが地方によって最後の試験の難易度が全く違います。よくいわれているのが、埼玉県は世界一自動車免許取得が難しいなど、首都圏は学科試験が大変難しいです。合格するために必要なことが、教習所でもらった問題集の問題を覚えてしまうくらいに勉強することと、書店に売っている学科試験の対策本を活用して、何度も問題を解くことです。